作成手順の例

「iBooks Author」を使ってブックを作成する手順の例を以下に紹介します。この例を参考に、自分のブックを作ってみましょう。必ずしもすべての手順を実行する必要はなく、ここに示されていないほかの手順を実行することもあります。実行順序も正確に以下の通りでなくてかまいません。たとえば、ブックのプレビューはいつでもできます。

手順 1:ブックの計画を立てる

始める前に、ブックをどのようにチャプタおよび セクション に分けて構成するか、どのようなメディアを使用するかなどを決めておくことをお勧めします。

手順 2:テンプレートを選択する

「iBooks Author」に付属の Apple がデザインした多数のテンプレートのいずれかを選択しますテンプレート は、縦 向き または横向きで表示するために最適化され、ブックを作成するために必要なものがすべて含まれています。統一感のある美しいデザインになるように、あらかじめフォント、色、表、グラフが組み合わされています。テンプレートを選択したら、好みに合わせてデザインを調整できます。

手順 3:コンテンツを追加する

テキストを記述したり、グラフィックスなどのオブジェクトを追加したり、ウィジェット(イメージ、ムービー、練習問題、3D オブジェクトなどのインタラクティブメディア)を追加したりします。文章を作成しながら、コンテンツにスタイルを適用することでフォーマットが簡単になります。「iBooks Author」で写真のマスク(切り取り)と調整を行います。表を追加したりグラフを追加したりします。目次、図、セクションなどの要素は、書類内で自動的に番号が振られます。

手順 4:用語集のエントリーを作成する

ブックに用語集を含めたい場合は、定義を載せる単語を選び、各単語の定義を作成します。定義にはテキストやイメージ、グラフィックスを追加できます。

手順 5:ブックをプレビューする

「iBooks」でプレビューすれば、作業中(公開前)でも読者と同じようにブックを読むことができます。

手順 6:ブックを共有する

完成したブックを、iBooks Store送信して公開したり、書き出して自分で配布したりします。